宮脇俊三『時刻表2万キロ』
2007.06.22 Friday | 本・読書
宮脇俊三『時刻表2万キロ』(角川文庫、2000年)を読む。
宮脇俊三の鉄道紀行本で読んだものとしては2冊目(1冊目は『最長片道切符の旅』)である。
『時刻表2万キロ』の方が『最長片道切符の旅』よりも時間的には先のものである。国鉄全線を乗り尽くすという目標を立て、それを達成するまでの著者の悪戦苦闘ぶりが、柔らかな背景とともに、おかしみのある筆致で描かれている。
愚かしさ加減では、一筆書き乗車の方がより上ではないかと思って読み始めたのだが、そんなことはない、これもまた愚かしさでは負けてはいない。何しろ、ローカル線のたった1キロほどの一区間を乗るためにだけ、東京からそこまで幹線を乗り継いで行くのだから。
著者は目標を達成した後、あれほど愛読していた『時刻表』をあまり開かな買うなったという。目標を達成した後のこの虚無感が物悲しく感じられる。
が、他方で、そのような虚無感を味わってみたいとも思う。大目標を達成した者にしか訪れない虚無感だから。
宮脇俊三の鉄道紀行本で読んだものとしては2冊目(1冊目は『最長片道切符の旅』)である。
『時刻表2万キロ』の方が『最長片道切符の旅』よりも時間的には先のものである。国鉄全線を乗り尽くすという目標を立て、それを達成するまでの著者の悪戦苦闘ぶりが、柔らかな背景とともに、おかしみのある筆致で描かれている。
愚かしさ加減では、一筆書き乗車の方がより上ではないかと思って読み始めたのだが、そんなことはない、これもまた愚かしさでは負けてはいない。何しろ、ローカル線のたった1キロほどの一区間を乗るためにだけ、東京からそこまで幹線を乗り継いで行くのだから。
著者は目標を達成した後、あれほど愛読していた『時刻表』をあまり開かな買うなったという。目標を達成した後のこの虚無感が物悲しく感じられる。
が、他方で、そのような虚無感を味わってみたいとも思う。大目標を達成した者にしか訪れない虚無感だから。
author : ラ・ゲニア | comments (0) | -
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